アルソアの野菜づくりは「土づくり」から始まります

農園の土の中には多様な微生物が生きていることをご存知でしょうか?
そのチカラにより、棒を挿してみるとわかるのですが、地中1mの深さまで土が柔らかくなります。
そうすると、多くの空気が含まれ、野菜の根が呼吸できる環境が整うのです。
土の中の酸素を吸うことで根は深く広がり、健康で味が濃く栄養価の高い野菜が育ちます。
野菜が健康に育ったことの指標の一つが糖度ですが、当園自慢のホウレン草の糖度は10度
(一般のホウレン草は7度)。これは高級フルーツトマトの甘さに匹敵します。

農園は多様な生物の息吹が宿る小宇宙

土の中の多様な微生物が大事ということはお分かりいただけたと思いますが、
この微生物が元気よく活動するには、畑の生態系を守ることが大切です。
なかでも微生物のエサの供給源となり保水効果のある雑草は、畑にとって大切な存在です。
成長力が強い雑草はやむを得ず処理しますが、根から引き抜かず刈り取りをしてその場に置き、草についていた微生物を土に返します。
蜂などの益虫のチカラも借り、多様な生きものと植物の営みを活用した農業を行っています。
無農薬の美味しい、栄養価の高い野菜をつくるには、自然のチカラを借りて、調和を図るのが一番なのです。

農園スタッフは農家&科学者。生産だけではなく研究も同時進行

単に自然に任せてつくっているわけではありません。
アルソアの製品づくりが安定的にできることが大前提ですし、健康食品の開発につなげることも使命です
ですから、科学的な農業を実践し、作物や土の分析、
栽培方法の検証を行いながら生産プランを立てています。
また、栄養価が高く機能性が期待できる品種の研究や、
東京大学や明治大学の農学部との共同研究も進行中です。
養蜂家と連携し、畑とその周辺環境の調査研究にも取り組んでいます。