市販後製品の品質保証体制

市販後製品の品質保証体制

新製品開発過程における品質保証

新製品開発過程における品質保証

研究所における安全性評価

『安全なものを安心とともに』そんな想いのもとにアルソアの製品づくりがあります。
その想いを実現するために、アルソアでは原料・製品の安全性評価にも大きな力を注いでいます。

原料の採用から製品に至るまでに、【情報調査】→【細胞試験等の動物実験代替法による評価】→【ヒトでの評価】とステップを踏んで、安全性評価を実施しています。
これら安全性基準をすべてクリアしたものが、製品として販売されます。

研究所における安全性評価

主な動物実験代替法による安全性試験の一例

培養細胞による皮膚一次刺激性試験
培養したヒト皮膚線維芽細胞を用いた試験や、ヒト三次元培養皮膚モデルを用いた試験等で、皮膚一次刺激性を確認する方法です。これらの試験では、細胞の生死(細胞生存率)や、細胞が刺激を受けたときに放出する炎症性サイトカイン等を評価します。
培養細胞による皮膚一次刺激性試験
培養細胞による眼刺激性試験
皮膚一次刺激性試験と同様に、培養した眼の角膜由来細胞を用いた試験により眼刺激性を確認します。
皮膚感作性試験
皮膚に対するアレルギー性を、物質の化学的な反応性や細胞を用いた試験等で確認します。

ヒト試験による安全性評価の一例

パッチテスト
皮膚刺激性を確認する方法です。
評価したい原料や製品を一定時間(24時間もしくは48時間)、専用の絆創膏を用いて皮膚に貼付し、剥がした後の赤み・腫れといった炎症反応などを、専門評価者により判定します。
ヒト試験による安全性評価の一例
ヒト試験による安全性評価の一例
アレルギーテスト
ヒト皮膚に対するアレルギー性を確認する方法です。
評価したい原料や製品を上記パッチテストと同様の方法で、皮膚に一定期間繰り返し貼付します。その後、しばらく期間をおいて再度同じものを貼付し、剥がした後の反応を確認することで、アレルギー性を評価します。
本試験実施により、製品に「アレルギーテスト済み」表示をしています。
スティンギングテスト
化粧水などを実際に使用したときのヒリヒリ感・痛みといった感覚刺激を確認する方法です。
敏感に感覚刺激を捉えることができることを確認した専門評価者にて、頬に一定時間製品等を適用した際に、 感覚刺激が生じるかどうかを、時間経過とともに評価します。
スティンギングテスト
スティンギングテスト
使用試験
実際の場面を想定した方法で製品を一定期間連用することにより、
使用感や安全性に問題がないかを確認する試験です。
単品での使用だけでなく、複数の製品を組み合わせて長期間使用した場合についての安全性も確認しています。