化粧品の原料や製品の有効性は、細胞や遺伝子レベルでの評価や、実際に製品を使用した人の肌を計測するなど、様々な視点から取り組んでいます。
皮膚をはじめとした様々な種類の培養細胞を用いて、原料や製品を処理した際の生体の挙動を、タンパク質や遺伝子発現などを指標に評価しています。これらの試験は化粧品の評価だけでなく、健康食品、水の評価にも活用しています。
例)皮膚細胞を用いたコラーゲン産生(抗老化作用の評価)、メラニン産生抑制作用(美白作用の評価)
製品を使用する前後の、肌の水分量・皮脂量・水分蒸散量・弾力・皮膚色・pHなど肌状態を計測し、さまざまな生理機能の観点から製品の有効性の評価を実施しています。
マイクロスコープにより皮膚表面の状態(キメなど)を観察したり、シワ・シミなどを詳細に確認することができる顔画像撮影装置を用いた評価を実施しています。